今回はニュージーランドを拠点に活動するLAND-FXという新興海外FX業者について、管理人が海外FX歴11年の経験を下に徹底解説している。
LAND-FXでの口座開設を検討している人は、一度目を通してみて欲しい。
このページの内容は嘘偽りのない正しい内容なので、安心してほしい。
LANDFXでは2020年8月3日~2020年8月31日”コロナに負けるな!【Don’t Lose to Corona】”ということで、DLC150%ボーナス口座を提供中。
先着3,000名のみ開設可能で、5万円以上の入金に対して最大150%の入金ボーナスが受け取れる口座だ。
新規口座開設者のみならず、既存トレーダーも対象となっている。
- 5万円~10万円の入金の場合、入金額の100%ボーナス
- 10万円超過分の入金に対しては50%入金ボーナス
ボーナス限度額は50万円相当と太っ腹な金額となっている。
また一度に入金せずとも、ボーナス上限受け取るまで適用され続けるのもポイント。
10万円までなら資金を2倍、10万円の入金以降は資金を1.5倍にしてアクティブにトレードできる。
コロナで大変な時期が続いていると思うが、LANDFXの利用を考えている方はこのチャンスを逃さず口座開設するのがオススメだ。
DLC150%口座の開設を考えている方は、口座開設ページの口座タイプの選択で”DLC”を選択すれば開設できる。
(※)LPボーナス口座との併用は不可
【2020年6月最新】LAND-FXの特徴と管理人の評価一覧
まずはLAND-FXの特徴と管理人の評価にザッと目を通してほしい。
項目 | 特徴コメント | 評価 |
---|---|---|
ボーナス | ・100%入金ボーナス ・最大で50万円 | ★★★★★ |
レバレッジ・ロスカット | ・最大レバレッジ500倍で追証なし ・証拠金維持率30% ・追証なしには審査アリ | ★★★☆☆ |
スプレッド | ・スプレッドは狭い(ドル円で平均0.8pips) | ★★★★★ |
取引プラットフォーム | ・MT4とMT5に対応 ・スマホやブラウザ版もOK | ★★★★★ |
信頼性・安全性 | ・欧州向け法人はFCAライセンス取得 ・日本人向け法人はライセンス無登録 (ニュージーランドライセンスは剥奪された模様) ・信託保全なし&分別管理のみ | ★★★☆☆ |
入金・出金 | ・bitwallet非対応 ・入金はクレジットカードや国内銀行送金に対応 | ★★★☆☆ |
約定注文処理 | ・NDD方式採用が濃厚 ・サーバーが強靭で約定が速い | ★★★★★ |
日本語対応 | ・会員ページ完全日本語化 ・日本語サポート完備(ライブチャットや電話など) | ★★★★★ |
取扱商品 | ・通貨ペア67種類 ・貴金属ペア8種類 ・資源CFD3種類 ・株価指数15種類 | ★★★★☆ |
まず特質すべきは豪華なボーナスと低スプレッドを両立していること。
ボーナスもスプレッド削減も業者の利益を削る行為なので、両方を兼ね備えている海外FX業者はめったに存在しない。
ボーナスで軍資金を2倍に増やして、取引コストを抑えながらスキャルピングでガンガン利幅を抜いていける稀有な存在だといえる。
(LAND-FXは平常取引のスキャルピングを許容している)
日本人向けの会員ページやクレジットカードや国内銀行送金での入金方法も用意しているので、海外FX初めての人でも無理なく使いこなせるはずだ。
ただ公式HPをよく見てみると、矛盾している点や「あれ、ここちょっとおかしいな…」と思えるような点が散見されるのはいただけない。
以下では上記を踏まえつつLAND-FXの強みと弱みに分けて、特徴を掘り下げて解説している。
LAND-FXの強み・取引するメリット9つ
海外FX屈指レベルでスプレッドが狭い

LAND-FXは海外FX業者の中でも屈指の低スプレッドを誇る。
一部の国内業者と比べても遜色ないレベルだ。
![]() LPボーナス口座(LIVE口座) | ![]() 海外FX業者 | ![]() 国内業者 |
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---|---|---|---|
ドル円 | 0.80pips (平均値) | 2.0pips (平均値) | 1.00pips (原則固定) |
ユーロ円 | 1.50pips (平均値) | 2.7pips (平均値) | 2.00pips (原則固定) |
ユーロドル | 0.80pips (平均値) | 1.9pips (平均値) | 1.00pips (原則固定) |
オージー円 | 1.60pips (平均値) | 4.8pips (平均値) | 3.00pips (原則固定) |
オージードル | 0.90pips (平均値) | 2.5pips (平均値) | 2.00pips (原則固定) |
ポンド円 | 1.80pips (平均値) | 5.4pips (平均値) | 3.00pips (原則固定) |
ポンドドル | 1.20pips (平均値) | 2.6pips (平均値) | 1.00pips (原則固定) |
1万通貨のドル円取引なら、支払うスプレッドはわずか800円。
LAND-FXならハイレバでもコストを抑えて取引できる。

LPボーナス口座開設で100%入金ボーナスをもらえる

LAND-FXはLPボーナス口座限定で、入金額の100%ボーナスを提供している。
ボーナス総額は50万円で、累計50万円のボーナスを受け取るまで毎回入金する度にボーナスを受け取れる太っ腹なキャンペーンだ。
(ちなみに多くの海外FX業者のボーナスは「初回入金だけに対して」というところが多い)
累計50万円入金するまで資金は倍増し続けるので、資金力に不安があるトレーダーにとっては嬉しいキャンペーンだ。
またこのボーナスはLAND-FX内の他の口座からの資金移動に対しても付与される。
すでにLAND-FXで口座を作ったことがある人も、今のうちにLPボーナス口座を開設しておいたほうがお得だ。

LAND-FXの入金ボーナスは他の海外FX業者と比べても豪華。
「海外FX業者をボーナスキャンペーンで格付け【証拠金倍増計画】」でも”ランクS”に格付けさせてもらった。
サーバー環境への投資を惜しまない姿勢で高速約定を実現

LAND-FXはサーバー設備にかなり投資しており、平均0.0035秒以内の高速約定を実現している。
EquinixやAmazon、RousTech(ADENASOFT)やPrimeXMとパートナー提携していることからも、インフラの増強に注力している節が伺える。
実際に管理人が取引した所感としても、サクサク約定し思い通りのタイミングでエントリー・決済できた。
LAND-FXで取引すれば約定でストレスを感じることはほとんどないだろう。

海外FX業者のサーバー強度や約定力を見る上で「Equinix社と提携しているかどうか」は重要な指標になる。
Equinixは世界をまたにかける通信会社で、データーセンター内の通信速度に定評がある。
世界中の金融機関がサーバーを設置していることもあり、金融機関との通信が早く地理的なレイテンシーはほとんど発生しない。
ちなみにLAND-FXの他にも約定力に定評があるTitanFXやAxioryなどの海外FX業者も、Equinixと提携している
NDD方式を採用している可能性が高い

LAND-FXは公式HPでNDD(STP)方式の注文処理を採用していることを明言している。
NDD方式では、トレーダーの注文は業者内のディーラーを介さずにそのままインターバンクや提携LP(金融機関)に流れる。
トレーダーの勝ち負けは業者に関係ないので、トレーダーと業者が利益相反することはない。
FX業者内のディーラーがトレーダーの注文を一旦決済する形で注文を処理するDD方式と比べると、取引の透明性が抜群に高い。
(DD方式ではディーラーが『この注文は通す』『この注文は通さない』を判断している。トレーダーが負けそうな注文は通さずに呑むので、トレーダーと業者の利益が相反してしまうのだ。)
「LAND-FXはDD業者だ」という見解について
公式HPでNDD方式を明言しているのにも関わらず、LAND-FXには「DD業者なんじゃないのか」という疑惑がつきまとう。
おそらく「超低スプレッド」「高速約定」というところで、他のDD業者と共通する特徴があるのが原因だろう。
管理人的には「LAND-FXがNDDかDDか」の論争は極めて不毛なものだと考えている。
というのも真偽はLAND-FX内部の人間のみぞ知るところで、LAND-FXが「ウチはNDD業者です」と言い張れば真偽を確かめようはないからだ。
正真正銘のNDD業者である可能性も考えられるし、基本はNDDで一部の顧客の注文をDDで処理している可能性だって考えれられる。
また仮にDD業者であったとしても、トレーダーにとって不利になるのはLAND-FXがレート操作やストップ刈りなどの悪事を働いている場合だけ。
今のところレート操作に関する悪い報告は見られないので、NDDであれDDであれトレーダーが損失を被る可能性は極めて低いといえる。
MT4だけでなくMT5プラットフォームも選べる
LAND-FXはMT4のみならず、メタクオーツ社最新のMT5プラットフォームを利用することもできる。
- 動作スピード
→MT5の方がスペックが高く、サクサク動く - 時間足
→MT5の方が12種類多い(全部で21種類) - 開発されているカスタムインジケーター
→MT4の方が多い - 開発されているEAの数
→MT4の方が多い
動作スピードなど、性能はMT5の方が優秀なので手動の裁量取引がメインのトレーダーはMT5を選択しよう。
ただMT4とMT5はカスタムインジケーターやEAの互換性がない。
(たとえばMT4対応のEAをそのままMT5に流用することはできない)
今使っているMT4のEAやカスタムインジケーターをそのまま利用したい人はMT4を選択すれば問題ない。
もちろんMT4であれMT5であれ、AndroidやiPhoneのアプリに対応。
PC環境を立ち上げられないタイミングでも、スマホさえあれば取引可能だ。

ちなみにMT5を利用できる海外FX業者は意外に少ない。
管理人が知る限りLAND-FX以外ではXMとFBSの2社だけだ。
取引可能商品が多い
LAND-FXで取引できる通貨ペアは全部で67種類。
クロス円の通貨ペアはドルやユーロ、ポンドのみならず豪ドルやカナダドル、スイスフランやニュージーランドドルとのペアも取り扱っている。
マイナーどころでいうと、ロシアルーブルやスウェーデンクローナなど国内業者では取扱がないような通貨ペアが取引できるのも魅力だ。
またFX通貨ペアのみならず原油や天然ガスなどの資源、日経225やダウ平均株価などの株価指数も取引することができる。
ちなみにLAND-FXの取扱商品は全てMT4やMT5で取引OK。
国内の証券会社みたく取引商品ごとに新しく口座を作る必要はない。
最大レバレッジ500倍で証拠金維持率30%までロスカットされない
LAND-FXの最大レバレッジは500倍。
国内FXでは4万円近く入金しないとエントリーできなかった1万通貨のポジションを、わずか2,000円の証拠金でエントリーできる。
また証拠金維持率が30%以下になるまでポジション保持できるので、理論上は入金額全額を証拠金とした大ロットエントリーも可能。
「証拠金維持率100%以下でロスカットされる」のような辛い裏ルールはない。
(このルールがあると、エントリー時に差し引かれるスプレッドでロスカットされるので、フルレバ500倍でのエントリーは不可能。”見せかけのハイレバレッジ”だといえる。)
「ハイレバレッジで取引したいから海外FXに目をつけた」という人も満足できる資金効率だ。
セントビンセント金融サービス機構(FSA)のライセンス取得で一定の信頼性アリ
現在LANDFXはセントビンセント金融サービス機構(FSA)のライセンスを取得して運営している。
イギリスのFCAやキプロスのCySECと比べると信頼性に欠けるライセンスだが、1つでも持っている時点で一定の信頼は置いても良いだろう。
以前まではライセンスが不明だったことを考えると、このライセンス取得で一定の信頼を置けるようになったのは大きい。
完全日本語対応で英語力が一切不要

LAND-FXの会員専用ページは全て日本語に対応しているので、国内業者さながらに利用できる。
口座開設から入金・出金の手続きまで、英語が必要になってくる場面はない。
また日本人向けの専用サポートとして、ライブチャットやメール、FAXや電話を用意。
利用中に困ったことがあっても、LAND-FXの日本人スタッフに問い合わせることでスムーズに解決することができる。
使いやすいマイページでスムーズに入出金できる
LANDFXのマイページは完全日本語対応で使いやすい。
英語がまったくできずともすべて日本語で理解できるため、使い方で困ることはないだろう。
入出金に関しても、特に問題なく行えるはずだ。
LANDFXは入出金スピードも優秀で、クレジットカード(VISA)・国内銀行送金(三井住友銀行)であれば、即時~1時間以内に着金する。
LAND-FXの弱み・取引するデメリット6つ
ECN口座のスペックが鬼低い
LAND-FXにはインターバンク直結のECN口座が用意されているが、正直スペックは褒められたものではない。
- 最大レバレッジが200倍に制限
- ボーナス非対応
- 取引手数料が高い(往復取引で7ドル/lot)
ECN口座は「スプレッド0.0pips~」と紹介されることが多いが、取引手数料が高いので上述したLPボーナス口座よりも取引コストは高くなる。
■LPボーナス口座(LIVE口座)のドル円平均コスト
スプレッドのみなので、0.8pips
■ECN口座のドル円平均コスト
平均スプレッド+手数料=0.5pips+7ドル/lot(=0.7pips)=1.2pips
→ECN口座の方が平均で0.4pips多く手数料がかかる。

「ECN口座の方が、手数料を加味してもスタンダード口座より取引コストが安い」仕様になっている海外FX業者が多いが、LAND-FXはこの限りではないので気をつけよう。
口座によっては受け取れるボーナスがしょぼい
LAND-FXで豪華なボーナスの恩恵を受けられるのは、LPボーナス口座を開設した場合だけ。
- ECN口座→そもそもボーナスなし
- LIVE口座→10%入金ボーナス&5%リカバリーボーナス
開設する口座を間違えると、上記のようにしょぼいボーナスしか受け取れないので気をつけよう。
「一応どんなボーナスか確認しておきたい」という人は、下記をタップ・クリックして詳細を開いてほしい。
追証なしに申請&許可が必要
LAND-FXでは追証なしのゼロカットシステムが採用されているが、マイナス残高のリセットにはサポートへの申請が必要だ。
相場が急変して口座残高がマイナスになってしまった場合でも、追証を払わなくていい制度のこと。
ゼロカットシステム採用の海外FX業者で取引すれば、損失リスクは入金額までに限定される。
また注意しておかないといけないのは、申請が認められずに追証が発生してしまうパターンもあるということ。
LAND-FXの公式HPには「リスク管理がされていないと判断する場合」追証を請求するとの記載がある。
サポートに聞いてみても「ケース・バイ・ケース」とのことで教えてくれなかったが、
- 経済指標発表のタイミングで大ロットエントリー
- 週末の窓を利用した超ハイレバ取引
のような、取引は控えておいたほうがいいだろう。
(※)過去にLANDFXで追証が発生した報告はない
管理人が知る限り、過去にLANDFXで追証が発生したという報告はない。
審査があることは事実だが、過剰に心配する必要はないだろう。
最低入金額がやや高め
LANDFXの最低入金額は10,000円。
XMやGEMFOREXは1,000円以下からの入金も可能なことを考えると、やや高めの水準だ。
さすがに1,000円程度で海外FXにチャレンジしようという人はいないだろうが、5,000円程度の少額で試してみたい方だとデメリットに感じる部分だろう。
禁止取引事項が他社より厳しめに設定されている
LANDFXでは以下の3つの事項が禁止されている。
- ボーナスの悪用(他口座・他業者間・グループ間での両建て)
- アービトラージ(裁定取引)
- 接続遅延・レートエラーを利用したトレード
これらを利用して利益を得た場合は、利益取消・出金拒否等の厳しい罰則が与えられるので注意しよう。
実際過去にLANDFXは不正取引をしたユーザーに対して利益取消・出金拒否の対応を取っている。
通常に取引していれば無縁な話だが、不正は働かないようにしておこう。
まだbitwalletでの入金・出金に対応していない
LAND-FXは出入金でbitwalletというオンラインウォレットに対応していない。
- 完全日本語対応、口座維持手数料無料
- 「bitwallet⇔海外FX口座」の送金が即座に反映
- 海外FX口座⇨国内口座への送金手数料が合計777円で、24時間以内に着金
XMやiFOREXなど、他の海外FX業者の多くがbitwalletに対応している中でLAND-FXは後手を踏んでいるといえる。
入金面だけならbitwalet非対応はネックにならない
bitwalletに対応していないからといって、LAND-FX口座との資金のやりとりがめちゃくちゃ面倒になるわけではない。
クレジットカードや国内銀行送金なら、即座に軍資金を入金できる。
(1万円以上の入金で手数料無料)
ただLAND-FXから入金額以上を出金する際は、海外銀行送金かSTICPAYしか手段がない。
どちらも出金ごとに手数料が発生する。
- 銀行送金での出金
→約45ドル - STICKPAYでの出金
→0.3USD +出金額の 2.5%
特に銀行送金で出金する場合は、銀行側で+3,000円程度の受け取り手数料が発生するので、到底無視できない金額になる。
こまめに出金してしまうと手数料垂れ流し状態になるので、出金はまとめて行うようにしよう。
以上がLAND-FXの特徴及び、管理人の率直な意見だ。
「低スプレッド×100%入金ボーナス」を実現している稀有な存在ではあるが、信頼性や業者としての運営方針にやや不安が残るのがネックだ。
利用するなら、まずボーナス目当てで数万円入金してみて試しに取引してみるのがいいだろう。
余談だが、LAND-FXは海外FXにおける低スプレッド業者のパイオニア的な存在。
「日本人トレーダーはスプレッドを気にする」というニーズをいち早く察知し、サービスに取り入れた。