海外FXの最大の魅力といえばハイレバレッジだ。
国内FXでは20011年のレバレッジ規制以降、最大25倍のレバレッジでしか取引できないが、海外FXなら平均でも400~500倍のハイレバレッジで取引ができる。
業者によっては800倍・1,000倍、2,000倍のレバレッジで取引できるところすらあるほどだ。
本記事では海外FX歴10年を超える管理人が、海外FXのハイレバレッジについて徹底的に解説している。

全体的に海外FX口座を使うメリット・デメリットを知りたければ『海外FX口座のメリット・デメリット鬼まとめ。海外FX初心者はここを見ろ!』を参考にしてほしい。
海外FXでは400倍~2,000倍のハイレバレッジトレードができる
冒頭でも述べた通り、海外FXの最大の魅力は”400倍~2,000倍のハイレバレッジトレードができること”に他ならない。
国内FXでは2011年のレバレッジ規制により、最大レバレッジが25倍に引き下げられている。
国内業者では、どこを利用しようが最大25倍のレバレッジでしかトレードできないわけだ。
しかし海外業者には国内業者に適用されるレバレッジ規制は関係ない。
平均でも400倍程度、業者次第では最大888倍~2,000倍ものレバレッジでトレードできる。
海外FXには国内FXにはないメリットがいくつかあるが、突き詰めれば“ハイレバトレードができる”というのが管理人が海外FXで10年以上も取引を続けている最大の理由だ。
もし仮に海外FXが最大レバ25倍になれば、国内FXに戻ってしまうかもしれない。
海外FX業者の最大レバレッジ比較
以下は有名海外FX業者の最大レバレッジを比較したものだ。
各業者のレバレッジ倍率について知りたい方は参考にしてほしい。
海外FX業者 | 最大レバレッジ |
---|---|
FBS | 3,000倍 |
HotForex,GEMFOREX | 1,000倍 |
XM | 888倍 |
MiltonMarkets | 800倍 |
BigBOSS | 555倍 |
TitanFX,LANDFX,ACEFOREX,FXPro | 500倍 |
ACEFOREX | 500倍 |
FXPro | 500倍 |
iFOREX,Axiory,MyFXMarkets,IFCMarkets | 400倍 |
TradeView | 200倍 |
海外FXでは追証なし「ゼロカットシステム」採用で借金を背負う心配なし

海外FXではゼロカットシステムという制度が採用されている。
ゼロカットシステムとは、仮に顧客の口座残高がマイナスになってしまっても、マイナス残高分を業者が肩代わりしてくれる神の制度だ。
顧客の口座残高はマイナスからゼロへ戻るため、マイナス分の補填を要求(追証請求)されることはない。
つまり「海外FXでの負けは投資金まで」というリスクが限定された環境で、アクティブにハイレバトレードができる。
海外FXのハイレバレッジトレードのメリット
結局のところ、ハイレバトレードのメリットは”稼ぎやすい“という一言に集約される。
少額資金でも圧倒的に大きな金額を動かせる
海外FXのハイレバレッジならば、少ない元手でも圧倒的に大きな金額を動かすことができる。
要するに“資金効率が良い”ということだ。
以下の表では、レバレッジ毎に「ドル円・ユーロ円・ポンド円で1万通貨ポジるのに必要な証拠金」をまとめてみた。
【レバレッジ別・1万通貨ポジるための必要証拠金】
レバレッジ | ドル円(100円) | ユーロ円(130円) | ポンド円(160円) |
---|---|---|---|
25倍 | 40,000円 | 52,000円 | 72,000円 |
50倍 | 20,000円 | 26,000円 | 36,000円 |
100倍 | 10,000円 | 13,000円 | 18,000円 |
200倍 | 5,000円 | 6,500円 | 9,000円 |
400倍 | 2,500円 | 3,250円 | 4,500円 |
500倍 | 2,000円 | 2,600円 | 3,600円 |
800倍 | 1,250円 | 1,625円 | 2,250円 |
1,000倍 | 1,000円 | 1,300円 | 1,800円 |
2,000倍 | 500円 | 650円 | 900円 |
国内FXの最大レバレッジ25倍では、1万通貨でも44,000円の証拠金が必要となる。
一方で海外FXのハイレバレッジ400倍なら、1万通貨がたったの2,750円でポジれるわけだ。
2,750円で110万円もの大金を動かすことができる。
もっと投資金額を大きくして考えると、
- 投資金1万円→約400万円分(約36,000通貨)の取引
- 投資金10万円→約4,000万円(約36万通貨)分の取引
- 投資金100万円→約4億円分(約360万通貨)の取引
ということになる。
いかに海外FXの資金効率が良いかわかるだろう。
国内FX(最大25倍)や株式取引(最大3倍)と比較するべくもない。
(ちなみに国内FXなら4,000万円の取引をするなら160万、4億なら1,600万の投資金が必要になる)
少額の投資金で数百万円~数千万円にするなら海外FXが1番効率が良い
管理人が思うに、海外FXほど少額の投資で一攫千金を狙える投資はない。
(あくまで管理人個人の意見だが)
理由は上述した海外FXの圧倒的な資金効率の良さだ。
当然のことだが、投資ではレバレッジをかければかけるほどリターンは大きくなる。
【国内FXの最大レバレッジ25倍の場合】

国内FXの場合、投資金10万円だとドル円で最大でも約23,000通貨ポジるのが限界。
10pips抜きで2,300円、100pips抜きでも23,000円しか稼げない。
【海外FXの最大レバレッジ400倍の場合】

海外FXでレバレッジ400倍かけると、投資金10万円でも最大36万通貨ほどポジれる。
10pips抜きで36,000円、100pips抜きだと36万円も一発で稼げる。
(※)上記の例ではどちらもほぼフルレバで考えているが、実際はフルレバ取引はリスクが高すぎるためオススメしない。
海外FXのハイレバレッジトレードがいかに一攫千金の夢に満ちているかわかるのではないだろうか。
決して誇張ではなく、海外FXなら数万円~数十万円の元手を元に、数千万円~億超えの利益を叩き出すことも不可能ではない。
FX証拠金シミュレーターでハイレバレッジの稼ぎやすさを計算してみた
海外FXのハイレバトレードで稼ぐ道筋をより明確にするため、FX証拠金シミュレーターを使用してみた。
検証の条件は以下だ。
- 投資金:10万円
- レバレッジ:400倍
- 通貨ペア:ドル円(現在レート)
- エントリー:買い
- 取引数量:最大エントリー
- 目標利幅:20pips
上記の条件で取引をスタートし、計算毎に算出された利益を投資金に足しながら、5回取引してみる。
【1回目の取引】

- 取引枚数:36×10,000通貨
- 利益:72,000円
- 総資産額:172,000円(+72,000円)
【2回目の取引】

- 取引枚数:63×10,000通貨
- 利益:126,000円
- 純資産額:298,000円(+126,000円)
【3回目の取引】

- 取引枚数:110×10,000通貨
- 利益:220,000円
- 純資産額:518,000円
【4回目の取引】

- 取引枚数:191×10,000通貨
- 利益:382,000円
- 純資産額:900,000円(+382,000円)
【5回目の取引】

- 取引枚数:331×10,000通貨
- 利益:662,000円
- 純資産額:1,562,000円
10万円を元手にフルレバで20pips抜きを5回繰り返した結果、純資産額を150万超(元手の約15倍)まで増やすことができた。
フルレバとはいえ、たった5回の取引で10万円を150万円にできるハイレバレッジトレードのインパクトは伝わったかと思う。

あくまでもわかりやすくするために極端な例を出している。
ハイレバレッジのほうが強制ロスカットまでの許容pipsが大きくなる
仮に口座残高が同じで、同じだけのポジションを持つ場合、レバレッジが高いほど必要証拠金が少なくなるのは上述した通りだ。
必要証拠金が少なくなると証拠金維持率が上がるため、強制ロスカットされにくくなるというメリットもある。
■前提
・口座残残高:10万円
・ドル円:100円
・エントリー枚数:5万通貨
・ロスカット水準:証拠金維持率20%以下
※スプレッドは加味しない
■実効レバレッジ100倍
5万通貨ポジるための必要証拠金は50,000円。
口座残高が10万円から5万円になると証拠金維持率100%。
ロスカット水準20%なので、口座残高が12,500円(含み損87,500円)になると強制ロスカット。
強制ロスカットまでの許容pipsは175pips(87,500円÷50,000通貨)。
■実効レバレッジ400倍
5万通貨ポジるための必要証拠金は12,500円。
口座残高が10万円から12,500円になると証拠金維持率100%。
ロスカット水準20%なので、口座残高が2,500円(含み損97,500円)になると強制ロスカット。
強制ロスカットまでの許容pipsは195pips(97,500円÷50,000通貨)。
■実効レバレッジ800倍
5万通貨ポジるための必要証拠金は6,250円。
口座残高が10万円から6,250円になると証拠金維持率100%。
ロスカット水準20%なので、口座残高が1,250円(含み損98,750円)になると強制ロスカット。
強制ロスカットまでの許容pipsは197pips(98750円÷50,000通貨)。
上の例を見ると、レバレッジが高くなるほど強制ロスカットまでの許容pips数が大きくなっていくのがわかる。
ポジション量の調整さえできれば、レバレッジが高いほうが安全にハイレバトレードできる。
実際にハイレバトレードで一攫千金の夢を叶えたトレーダーは存在する
ここまでで「でもハイレバトレードで稼げると言っても机上の空論でしょ?」と思った方もいるかもしれない。
しかし中には実際にハイレバトレードで一攫千金を果たしたトレーダーは存在している。
レバレッジ200倍の取引で、10万円を2ヶ月で6億にしたGFF氏

ニコニコ生放送で自身のFXについての放送をしていたGFFという伝説のトレーダーをご存知だろうか。
GFF氏はまだ国内FXにレバレッジ規制がな.く、最大レバレッジ200倍で取引できた時代に伝説を作り上げた。
なんと10万円の元手で取引を開始し、たったの2ヶ月で6億円の利益を叩き出したのだ。
最終的にほぼすべて利益を溶かして壮絶な最後を遂げたわけだが、なんとも夢のある話である。
そんなGFF氏がニュースサイトに語っていたインタビュー内で、興味深いコメントがあった。
10万円を6億円にした為替トレーダーGFF氏インタビュー
国内業者はレバレッジ規制で最大25倍になってるので魅力が薄くなってきてると思います。
もともとお金を持ってる方は別ですがそれこそ10万円を元手に億を目指すとなればこれからは海外業者(軒並み400倍程度の高レバレッジでの取引が可能)を使う以外考えられないんじゃないでしょうか。
相場の世界では「低レバレッジで安全運用を」というのがセオリーになっていますが、僕的には少ない金額を高いレバレッジで運用してどんどん増やしていくやり方が安全で億万長者になる確率が高いんじゃないかと思います。
それを僕自身が一度達成しているわけですし。これから為替を始められる方はその辺を念頭に置いて取り組まれてはいかがでしょうか。
管理人もGFF氏のコメントに賛同だ。
レバレッジ規制を受ける前の国内FXならいざしらず、国内FXがレバレッジ規制を受けた今、少額で億り人を目指すならハイレバの海外FX一択だと考えている。
半年で30万円→3億にしたまんぼう氏

もともと借金が290万円ある状態から、30万円を元手に3億円を出金したのがまんぼう氏だ。
2017年6月からポンド円のロングポジションを中心にトレードし、わずか一月で資産は5,600万円。
その後コーン・コーヒーなどのCFD商品の取引を絡めながら、2017年8月には億り人に。
さらにその4ヶ月後となる12月には3億円を達成した。
非常に羨ましい限りだ。
この一部始終はまんぼう氏のブログでまとめられている。
(→パチスロ・FXで借金400万を作り自己破産で踏み倒してからの再起物語)
またまんぼう氏は2018年2月にも、100万円を元手にFXをスタートし、わずか1ヶ月で8,000万円超えを果たしている。
(→【2度目の億!アイフォ戦士】アイフォ戦士第2章(商品先物・指数・株)最速で億を目指す【まんぼうFX】)
もちろんこの快挙にはまんぼう氏のトレーダーとしての腕が素晴らしいこともあるが、
- 半年で30万円→3億円
- 1ヶ月で100万円→8,000万円
という一攫千金はハイレバトレードなら不可能ではないことの証明になっている。
海外FXのハイレバレッジのデメリット・危険性
「借金をしたり、必要な生活費をつぎ込んでででもギャンブルしてしまう」
「ギャンブルの負けを取り返すまでやめられない」
というような、“投資やギャンブルで熱くなりやすい性格”の人にはハイレバレッジトレードは向いていない。
本来メリットであるはずのハイレバレッジがデメリット・危険なものに変わりかねないので注意しよう。
ハイレバレッジそのものは危険ではない

誤解している人が多いが、大前提の知識としてハイレバレッジそのものは何も危険ではない。
なぜなら「高いレバレッジがかけれる=少ない証拠金でポジションを取れる」だけだからだ。
【ドル円100円で1万通貨のポジションを持つのに必要な証拠金】
- レバレッジ1倍:必要証拠金1,000,000円
- レバレッジ25倍:必要証拠金40,000円
- レバレッジ400倍:必要証拠金2,500円
必要な証拠金こそ違うが、どのレバレッジでも1万通貨のポジションを保有していることに変わりはない。
この状態でドル円が101円になればすべて1万円の利益が出るし、ドル円99円になれば1万円の損失が生まれる。
保有しているポジション量が変わらなければ、損益・損失の量も変わらないのだ。
レバレッジが400倍になったからと言って、400倍の損失が生まれるわけではない。
熱くなりすぎる性格だとポジション量の管理が難しくなってしまう
ではなぜ”投資やギャンブルで熱くなりやすい性格”の人にはハイレバレッジトレードは向いていないのかというと、ポジション量の管理が下手な人が多いからだ。
「ハイレバレッジ=少ない証拠金でポジションが取れる」ことだと述べたが、裏を返せば「ハイレバなら少ない証拠金でポジションを取れすぎてしまう」ということでもある。
例えば同じ10万円の投資金でも、ドル円100円のレートなら、
- レバレッジ1倍:1,000通貨→ドル円99円で1,000円の損失
- レバレッジ25倍:25,000通貨→ドル円99円で12,500円の損失
- レバレッジ400倍:400,000通貨→ドル円99円で40万円の損失
と等倍レバレッジや25倍のレバレッジとは比較にならないポジションが持ててしまう。
全く同じ量のポジションを持っている場合と異なり、値動きによる損益・損失額も大きく異なってくる。
ポジション量が多ければ利幅を抜いたときの利益も大きくなるが、逆行時の損失も同じだけ大きくなってしまうわけだ。
ギャンブルで熱くなりすぎるような性格のトレーダーは、このポジション量の調整ができず、1勝負ごとに熱を入れてしまう。
中にはナンピン買いしたり、必要な生活費など”手をつけてはいけないお金”まで全ツッパしてしまう人もいる。
まさに海外FXで負けが込む人の王道パターンだ。
上級ハイレバレッジトレーダーはポジション量の管理がバツグンにうまい
実は上で紹介したGFF氏やまんぼう氏のような億り人も、勝ちトレードの間に何度も負けトレードを挟みながら資産を増やしている。
ただし億り人になるようなトレーダーたちは、ポジション量の調整がとにかく上手い。
自分の純資産額から”負けても許容できる金額”を算出して、取るポジション量を決めているのだ。

人によって許容できる損失額は異なるだろうが、ハイレバトレードと付き合うなら「いくらの損失までなら自分は平常心でいられるのか?」を見極めることが先決だ。
自分が平常心で取引できる損失額がわからない限り、毎回取引毎に熱くなって損切りラインを逃したり、その時の全資産をツッパしてしまう可能性がある。
そんな状態ではトレードがうまくなる、稼げるようになることはない。
以上、海外FXのハイレバレッジのメリットとデメリットについてのまとめだ。
- 少ない証拠金でも大きなお金を動かせる=資金効率が良い
- 短い期間でも元手を数倍~数十倍に増やすことができる
熱くなりすぎる性格だとポジション量の調整に苦労してしまう可能性がある
海外FXのハイレバレッジはうまく使いこなせれば、絶大なメリットを享受できる。
ただし熱くなりすぎるなど自分のメンタルをコントロールできない人は、思わぬ大損失を被ってしまいかねない危険があるのも確かだ。
実際のところ、平常心を持ってハイレバトレードできるかどうかは”やってみなければわからない“ところがある。
本記事を読んで海外FXのハイレバトレードに興味が出てきたのであれば、“負けても大丈夫な金額”で実際に取引してみることをオススメしたい。
一攫千金を夢見るならダントツおすすめの投資だ。