本記事ではXMのロイヤルティプログラムについて解説している。
XMロイヤルティプログラムの仕組みから、XMPの貯め方、貯める際の注意点まで解説しているので、XMロイヤルティプログラムについて詳しく知りたい方は参考にしてほしい。
XMロイヤルティプログラムとは

XMロイヤルティプログラムとは、一言で表すと「ポイントサービス」のようなもの。
取引をする度に「XMP(エックスエムポイント)」と呼ばれるポイントが溜まっていき、溜まったXMPをボーナスや現金と交換できる。
家電量販店で買い物して溜まったポイントや、飛行機に乗って溜まったマイルを、次回以降の買い物や利用に使えるのと同じシステムだ。
XMロイヤルティプログラムへの参加方法
XMロイヤルティプログラムは、XMのリアル口座を開設した時点で”自動的に”参加となる。
特別な申請や手続きは一切ない。
取引を開始した瞬間から、XMPが溜まり始める。
ただしXMロイヤルティプログラムへ参加できるのは、スタンダード口座とマイクロ口座のみ。
ZERO口座はXMロイヤルティプログラムへの参加はできないので気を付けよう。
XMロイヤルティプログラムのグレードについて

XMロイヤルティプログラムには“グレード”という制度が存在し、グレードに応じてXMPの溜まり方が変わってくる。
XMロイヤルティプログラムのグレードは4段階存在する。
- EXECUTIVE
- GOLD
- DIAMOND
- ELITE
はじめはEXECUTIVEからスタートし、GOLD→DIAMOND→ELITEの順にグレードアップしていく。
グレード | XMP獲得量/LOT | グレードアップ条件 | グレードダウン条件 |
---|---|---|---|
EXECUTIVE | 10XMP | - | - |
GOLD | 13XMP | 口座開設から30日間利用 | 30日間取引なしでEXECUTIVE |
DIAMOND | 16XMP | 口座開設から60日間利用 | 60日間取引なしでEXECUTIVE |
ELITE | 20XMP | 口座開設から100日間利用 | 100日間取引なしでEXECUTIVE |
グレードがアップするほど、XMPの獲得効率が上がっていく。
ELITEまで上がると、最初のグレードであるEXECUTIVEの2倍のポイント獲得量だ。
効率良くXMPを獲得するなら、いかに最速でグレードを上げていくかが最も大事となる。
グレードについての注意点
グレードアップの条件は、”口座開設から〇日経てばOK”というわけではないので気をつけよう。
カウントされるのは”実際に取引した日数”だ。
仮に口座開設から100日経過していようと、実際に取引した日数が10日程度ならグレードは上がらない。
グレードを上げたいなら小ロットでも良いので、とにかく毎日コツコツ取引していこう。
またこの取引した日数には“ポジションを保有している間”もカウントされる。
例えば同じポジションをずっと決済せずに30日保有していたら、30日取引したとカウントされるのだ。
これを利用して最速かつ安全にELITEを狙えるのがマイクロ口座を利用する方法となっている。
マイクロ口座を使ってグレードをアップさせていくのがオススメ

グレードを上げていくための取引は、マイクロ口座を使うのがオススメ。
XMロイヤリティプログラムのグレードは、口座ごとではなくアカウント単位で適用される。
つまり、どの口座で取引しようが、グレード・取引実績は共有されるわけだ。
この仕組みを利用して、最低取引枚数の少ないマイクロ口座でリスクを抑えつつ着実に取引日数を稼げる。
極論10通貨のみポジって、100日間ずっと保持しておけばそれだけでELITEになれる。
ELITEまで到達したらマイクロ口座からスタンダード口座へ切り替えればOKだ。
(XMでは1アカウントにつき8つまで複数口座を開設できる)
(※)ZERO口座の取引実績はカウントされない
上述したが、XMロイヤルティプログラムはZERO口座のみ対象外。
そのためZERO口座で取引実績を重ねても、XMロイヤルティプログラムのグレードには関係ないので注意しよう。
取引実績がないとグレードダウン・口座凍結される

XMロイヤルティプログラムではグレードアップだけでなく、グレードダウンになる可能性もある。
少なくとも30日に一度は取引するよう心掛けたい。
一度グレードを下げてしまうと、再び所定の取引日数を重ねなければならない。
またXMでは90日間取引実績のない口座は”口座凍結”されてしまう。
(※ここでいう取引実績なしとは「口座への入金なし・ポジションの注文と決済なし・未決済ポジションなし」を指す)
口座が凍結されると、獲得していたXMPはすべて消滅。
凍結を解除しても保有していたXMPが復活することはないので注意しよう。
XMPの貯め方と注意点
XMPの貯め方は非常にシンプルで、“取引するだけ”でOK。
取引量とグレードに応じて、XMPが付与されていく。
ただし、いくつか注意点があるので覚えておこう。
XMP獲得対象となるのは10分以上ポジション保有した取引のみ

XMPを獲得できるのは、10分以上ポジションを保有した取引のみ。
10分以下で決済した場合はポイント付与の対象外となる。
特に数分で決済する超短期売買メインの方は気を付けよう。
往復取引(ポジション決済時点)でカウントされる
XMP付与の取引とカウントされるのは、ポジションを決済したタイミング。
つまり10分以上ポジションを保有した後に決済しないとXMPは受け取れない。
また強制ロスカットによって、ポジションが閉じてしまった場合でも”往復取引”と見なされるためXMPは獲得できる。
FX通貨ペア以外の取引もXMPの獲得対象

XMではFX通貨ペア以外にも、多数のCFD商品を取引できる。
- ココア・コーンなどの商品CFD8種
- 原油・天然ガスなどのエネルギーCFD6種
- 金・銀などの貴金属4種
- 日経225・ナスダックなどのインデックス27種
- ビットコイン・イーサリアムなどの仮想通貨4種
これらのCFD商品の取引も、取引量に応じてXMPが獲得できる。
XMではCFD取引も追証なしで取引できるので、興味のある方は積極的に取引しても良いだろう。
両建て取引でXMPを稼ぐのは可能だがNG

両建て取引の決済でも、10分以上ポジションを保有するという条件を満たせばXMPが獲得できる。
しかし、XMP狙いでの両建てはXMの規約違反。
XM側に明らかにXMP狙いの不自然な両建てを繰り返していると判断されると、最悪の場合は口座凍結もあり得る。
両建てならほぼノーリスクでXMPを稼げることは確かだが、違反行為なのでやめておこう。
マイクロ口座のXMP獲得量はスタンダード口座の100分の1

マイクロ口座とスタンダード口座では1LOTの枚数が違う。
- マイクロ口座→1LOT=1,000通貨
- スタンダード口座→1LOT=100,000通貨
見ての通り100倍違うことになる。
そのため同じ1LOTの取引でも、マイクロ口座で獲得できるXMPはスタンダード口座の100分の1となる。
ただし、これは1LOTのサイズが異なるからマイクロ口座のXMP獲得量が少なく見えるだけ。
取引枚数で考えると、10万通貨の取引をしたとき(マイクロ口座で100LOT、スタンダード口座で1LOT)のXMP獲得量は同じだ。
XMPには有効期限があるので注意

XMPは取引がない状態で放置しておくと消滅してしまうので注意しよう。
消滅までの有効期限はグレードごとに異なる。
- EXECUTIVE・GOLD:30日間取引がないとXMP消滅
- DIAMOND:60日間取引がないとXMP消滅
- ELITE:100日間取引がないとXMP消滅
XMPを保有している間は、0.1lotでも良いので30日間に1度は取引するようにしよう。
出金すると獲得したボーナスが割合で消える
XMPを交換して得たボーナスは、出金申請すると口座残高に対する出金額の割合に応じて消えることに注意したい。
仮にXMPで獲得した1,000$のボーナスを利用した取引で、1,500$の利益を獲得したとする。
このときの口座の中身が、1,500$の利益+ボーナス1,000$。
ボーナスは出金できないので、取引で得た利益1,500$のうち50%となる750$を出金申請する。
すると、ボーナスも出金額と同じ割合である50%分である500$が消滅。
口座の中身は、取引で得た利益750$+ボーナス500$となる。
XMPで得たボーナスも入金ボーナスと同様に、出金してしまうと割合に応じて消滅してしまうので、なるべくボーナスを使い切ってから出金するのがオススメだ。
XMPの使い方と交換方法
XMPの交換レート

XMPの交換レートはボーナスにするか現金にするかで異なる。
- ボーナス($)=XMP÷3
- 現金($)=XMP÷40
ボーナスに変えた場合は、ボーナスそのものの出金は不可だが、ボーナス利用の取引で得た利益は出金OK。
一方、現金に変えた場合は無条件で出金OKだ。
XMPをボーナス・現金に交換する方法
XMPの交換方法はいたってカンタン。

まずはXMのマイページへログインし、右上にある「ロイヤルティポイント」をクリック。

XMロイヤルティプログラムの専用ページへ飛ぶので、ボーナスかUSD(現金)のどちらかの「今すぐ交換」をクリックする。

交換したいXMP量を入力すると、自動でボーナス(JPY)の中に入力したXMPをボーナスに交換した際の数値が表示される。
OKなら「ボーナスに換金」or「USDに換金」をクリックしよう。
換金されたボーナス・現金は確認後1分ほどで口座へ自動付与される。
XMPのオススメ活用方法
XMPはボーナスへの交換がオススメ
管理人的にはボーナスに変えることをオススメしたい。
ボーナスの方が交換レートが良く、今後もXMで取引を継続するなら絶対的にオトクだ。
(例)1000XMPをボーナス・現金へ交換する場合
【ボーナスへ交換】
1000XMP÷3=333.3$(33,333円相当)
→約33,333円分のボーナスへ交換できる。
【現金へ交換】
1000XMP÷40=25$(2,500円相当)
→2,500円相当の現金へ交換できる。
同じポイントでもボーナスと現金で30,833円も変わってくる。
現金化してしまうとそれだけ損してしまうのだ。
そもそも論になるが、XMPを現金へ交換できるのはDIAMOND・ELITEグレードのみ。
EXECUTIVE・GOLDグレードのトレーダーが交換できるのはボーナスだけだ。
とはいえ上述した通り、グレードが上がろうとボーナスに変換したほうがオトクなのは間違いない。
グレードが上がったとしても優先的にボーナスと交換しよう。
強制ロスカットを回避する

XMの強制ロスカットラインは証拠金維持率20%以下。
証拠金維持率は「有効証拠金(残高ー含み損)÷必要証拠金」で決まるため、証拠金維持率が下がってくると”残高を増やす”ことでしか対応できない。
すぐにXMへ入金できない場合は、XMPをボーナスに換金して残高を増やすことで証拠金維持率を引き上げれる。
XMPのボーナス換金後、実際に口座にボーナスが反映されるまでは1分程度しかかからない。
ロスカットされるギリギリの場面でも、迅速に証拠金維持率を上げることが可能だ。
XMPのみでノーリスクの取引をする

XMPで換金したボーナスは、任意の口座へと振り分けることができる。
純粋な資金移動ではボーナスも移動してしまうため”ボーナスだけの口座”は作れないが、XMPを利用すれば”ボーナスだけの口座”を作れるわけだ。
ボーナスオンリーの口座の作り方はシンプルで、
- マイクロ口座かスタンダード口座を追加開設する
- 追加口座にログインしてXMPをボーナスに換金する
たったこれだけだ。
ボーナス専用の口座を作れば、“自分の資金を失う”という不安なくアグレッシブな取引が楽しめる。
普段あまりアクティブなハイレバトレードに手を出さない方も、XMPを使ってノーリスクで一攫千金狙いのトレードをしてみるのも良いだろう。
以上がXMロイヤルティプログラムの解説だ。
取引すればするほどオトクかつ有利に取引を進めていけるおいしいプログラムなので、XMを利用する際はXMロイヤルティプログラムを意識して取引するのがオススメだ。
コメントを残す